ヤブツバキ(市五郎椿)

この椿は、ツバキ科の野生のヤブツバキです。江戸時代中期の人で、妙好人の称号をもった餅屋市五郎が、 寒中に仏様に供えるため植えたと伝えられており、古くから「市五郎さんの椿」の愛称や逸話で市民に親しまれております。

 樹高約6m、幹周1.42m、樹齢約300年をこえる相生市では最大級の古木。大きく3本に分枝しており、2月頃から4月頃まで赤い筒状の美しい五弁花を次々とつけます。 日本の照葉樹林を構成する植物の中でも代表的な種です。

またツバキは相生市の市木でもあります。

住所兵庫県相生市相生4丁目

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