海の伝統文化
相生ペーロン
ペーロン競漕は木造和船のペーロン船に漕ぎ手や舵取りが乗船し競漕を行う海上文化。大正11年(1922年)に播磨造船所(現IHI相生事業)の長崎出身の従業員によって相生の地に伝えられ龍舟4艇が競漕する相生ペーロンとして引き継がれ、令和4年で百周年を迎えます。ドン!デン!ジャン!と銅羅と太鼓の音に合わせて力漕する姿は、まさに龍が水面を駆けるように壮観そのものです。
長さ13m・幅約1.6mの木造和船で32人乗り(漕ぎ手28人、舵取り、艇長、銅鑼、太鼓各1名)の船。龍の頭部をかたどった船首みよしが特徴的で、全12艇に龍の名前がついています。長さ13m、幅1.58mの船です。
相生三大祭り
相生ペーロンの資料を展示
2017年9月にオープンした相生ペーロン海館。ペーロン船12艇を保管する艇庫や「相生ペーロン」の歴史資料などの展示があり、伝統文化の魅力を伝えています。また、相生湾を一望できる展望ロビーが設置され、いつでも自由に見学していただけます。
開館日 | 4月~10月:水曜日を除く毎日 11月~3月:土・日・祝日(12 月 29 日~1月3日は休館) |
開館時間 | 10時~16 時 入館無料 |
お問い合わせ | 相生ペーロン海館 0791-23-7151 相生市 地域振興課 0791-23-7133 |
八代目(海龍・輝龍・蒼龍・瑞龍)九代目(飛龍・雲龍・蛟龍・青龍)十代目(天龍・白龍・神龍・昇龍)