若狭野古墳

この古墳は、宝台山より南にのびる丘陵の山麓に、単独で築かれた七世紀中ごろの方墳です。 古墳は、一辺約15m、高さ3mあり、墳丘は見かけ三段につくられています。

各辺には外護列石がめぐらされており、堀の跡も残っています。 主体部は横穴式石室で、羨道(入口)、玄門(玄室の入口)、玄室(遺体を納める部屋)にわかれており、 特に玄室は、奥壁、両側壁、天井、床石ともに一枚石で、あたかも組合せ式石棺の長辺に入口をつけたような、 めずらしい構造をもっています。

住所兵庫県相生市若狭野町
URLhttps://www.city.aioi.lg.jp/soshiki/shogaigakushu/sigtseeing15.html